この土日は面接授業でした。「日本の境界地域研究入門」古川浩司先生です。
北方領土、竹島、尖閣諸島という日本の抱える領土問題についてと、サハリン・稚内、八重山・台湾、対馬・釜山の国境交流、ボーダーツーリズムについて学んできました。
根室の人たちの中では二島返還派が多いという話は意外でした。25年ほど前に北海道旅行した時にどこかで北方領土に関する大きな看板を見かけて、やはり北海道はこの問題についての意識が違うなと思ったのですが、今ではそんなプラカードはないのだそうです。素人考えでは、日本は一度は千島列島の放棄を考えたのだから、二島返還が妥当な気がしますが、どうせなら国後島も返して欲しいですね。でもロシアは絶対返してくれないでしょう。
対馬は観光資源に恵まれていて魅力的な場所だと思いました。行ってみたいと思いましたが、調べてみたらツアー料金が15万円超でした(^^;。釜山からだと日帰りで往復5千円だそうです。島々の景観が美しいですし、歴史の舞台ですし、日露戦争の史跡が残っているというのもそそられました。韓国人観光客の急増で対馬には何か危機感があるのではないかと想像しておりましたが、国境の島というのは台湾と八重山の交流の話を聞いても目の前の異国を無視する事はできないのだなという事を強く感じました。
ボーダーツーリズムという言葉は最近見かけますがピンと来ていませんでした。しかし説明を聞いていて、昔ソビエト旅行をした時、ハバロフスクから入って中央アジアを経由してモスクワ、ラトビアをめざし、バルト海を見にいったのですが、あれはボーダーツーリズムであったかという事に気づかされました。ソビエトの端から海を見てこの向こうはヨーロッパだと思ったんですよね。まさに「国境観光」です。

という感じで、映像も色々見せていただき、面白い授業でした。声が大きくて腰の低い人のよさそうな先生でした。面接授業だった皆さん、お疲れ様でした。
今学期の面接授業はあと残り一つです。

2017.06.01 Thu l 2017年度1学期 l コメント (0) l top

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