昨日れいわ新選組が公約にかかげる#奨学金徳政令のタグがツイッターのトレンドにあがったので関連のツイートを見ていたら、その中に大学の学費の推移表があった。私は放送大学の70.6万円も高いと思っている人間で、開学当時はいくらだったのか疑問に思い検索してみた。残念ながら答えは得られなかったのだが興味深い情報にたどりついた。
なんでも埼玉大学に放送大学での単位を利用した夜間コースがあるらしい。

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40単位を放送大学で取得して、残り84単位は夕方6時からの授業で取るそうだ。社会人対象で、4年で卒業する必要はなく、しかしながら学費は4年分でいいらしい。ざっと計算したら合計122万だった(あっているのかどうかはわからない)。

通学制の大学が放送大学と組んで、1、2年は放送大学で勉強して3年から通学というカリキュラムを作ったらどうだろうということは前に考えたことがある。その分学費を安くすることが狙いである。苦学生も1、2年のうちは日中働いて3年からの学費を稼ぐことができる。埼玉大学のような国立大学がこのようなコースを作っているなんていいなと思った。

2019.07.18 Thu l 雑記 l コメント (2) l top
放送大学の2学期の面接授業が発表されたと聞いて、覗きに行ってみた。
そうしたら、うちの学習センターでついに天文学が取り上げられているではないの。その名も「江戸時代の天文学」。面接授業の度に書かされるアンケートに「天文学の授業をやって欲しい」とずっと書き続けてきてようやく実現。でもその時私はもう大学にいないのであった。

不幸中の幸いというか教科書が指定されていたので早速図書館で借りてきた。

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中学の課題図書である。講師の先生の著作。大学で中学生向けの本を使って授業するのはどうなんだろうと思ったが、ネット検索したところ大人にも評判の良い本のようだった。物語仕立てで、一気読みした。伊能忠敬の先生の高橋至時の更に先生である麻田剛立の物語。
麻田剛立で検索したところ、角川ソフィア文庫から「月に名前を残した男 江戸の天文学者 麻田剛立」という題名で同じ先生の本が出ていることがわかった。角川のサイトで試し読みしてみたところ内容は同じのようだった。
シラバスには「教科書を必ず事前購入して、「はじめに」部分を読んでおいてください」と書いてあり、少々考えてしまった。指定本は1512円。文庫は679円。同じ内容の本が安く出ているのならなぜそちらを教科書に指定しないのだろう(しかも文庫の方が新しい)。それに「必ず購入」とあるのに文庫を買ったり図書館の本を借りて済ませたらどうなるのだろう。不合格?
高額の自書を買わせる方式の面接授業は敬遠してきただけに、なんとなくひっかかりがある。でも在学中だったら間違いなく第一希望で申し込んで、抽選に当たったら1512円の本も買っただろう。

作中に麻田剛立の父の言葉として「むかしから、学問をしすぎて死んだ者はいない。それに、もし学問をして死んだとしても、役にたたない人間となって長生きするよりは、はるかに充実した人生化もしれない」と書かれているけど、これは先生の創作なのかな。

2019.07.06 Sat l 2019年度 l コメント (0) l top